更新日:2020年10月08日
今年度3回目の福祉教育、音が聞こえないとはどういうことか?生活のための工夫やコミュニケーション手段は?などを学びました。
講師の小渕さんは2歳の時に聞こえなくなったとのことですが、それからのことや、現在のことを教えてくださいました。手話通訳の寺島さんとは息もぴったりで楽しい授業を展開してくださいました。長く手話に携わっている手話サークルコマクサの会の井上さんにも今年もお手伝いいただきました。
例年通りとはいかないコロナ禍の中での開催でしたが、想像以上に4年生のみなさんの興味や関心が高く、事前学習もバッチリで感動しました。
「今、世の中のみんながマスクをし、お店のレジではビニールカーテンの向こうから話しかけてくる。それは仕方のないことだけれども、表情や口の動きで言葉を読み取ろうとしている耳の聞こえない人たちにはとても大変な状態だ。」と小渕さんが言っていたのが重く響きました。みなさんが想像力を働かせて、目の前のこの人は困っているかもしれないと思うことで少し助けられる人がいるかもしれません。
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